激務に備えるためのセルフケア

立ち仕事がメインになり勤務時間も日勤や夜勤が発生する看護師にとって、日々の業務効率を保つためのセルフケアは欠かせない日課の一つとなっています。
看護師さんが行っている主なセルフケアは、足のむくみを取るリンパマッサージ、パソコンや細かい文字を見続けることで蓄積される眼精疲労を取るためのアイケア、不規則な勤務形態によって引き起こされるお肌のトラブルを防ぐためのスキンケアの3つです。

1つ目はリンパマッサージです。
8時間勤務のうち、約9割が立ち仕事で構成される看護師の足にかかる負担はかなりのものです。そのため、足のむくみを取るためのリンパマッサージは必要不可欠です。
リンパマッサージを行うのに効率が良いのは、やはりお風呂上がりでしょう。血行が良くなっているときに、足のくるぶしから太ももにかけて下から上へと足の外側部をゆっくりと指圧していきます。そうすることによって足に溜まった不純物が流れ、翌日の業務への準備ができます。
2つ目はアイケアです。
一般的なアイケアの方法として、無視タオルを使った方法があります。濡れたタオルを電子レンジで1分ほど加熱し、少し熱いくらいの蒸しタオルを瞼の上にのせ、そのままタオルがぬるくなるまで乗せ続けます。そうすることで目の筋肉がほぐされ、血行も改善されます。
3つ目はスキンケアです。
こちらは一般的なスキンケアと同じく、帰ってきたらすぐにメイクを落とす、洗顔後は化粧水と乳液を必ずつけるなどが挙げられます。

これらのセルフケアを行うことで、看護師は日々の激務に備えることができるでしょう。