効果的な体調管理方法

看護師は体調管理が難しい仕事だと言われており、その理由として夜勤が多いことがあります。夜勤なしの求人募集はありますが、夜勤に入られる人のほうが採用率は高くなります。また日勤の職員として就職しても、シフトの関係で夜勤を頼まれるケースは少なくありません。

人間の身体は昼型のため、夜勤に入ることで体調を崩すのはよくあることです。夜勤をこなしつつ体調管理をするためには、生活のリズムを固定化させる必要があります。
例えば起床時間や食事時間、入浴時間を明確に決めておくと良いでしょう。体内時計の乱れを解消するためには、日光を浴びる対策が何よりも大切です。日勤でも夜勤明けでも日光を浴びることはできるため、思い切り太陽光を浴びて体内時計の乱れを解消しましょう。

看護師の体調管理では、こまめな水分補給も必要になってきます。人間の身体の80%は水分で構成されており、水分不足は血液のドロドロを招きます。すると免疫力が低下したり、乳酸が溜まりやすくなって疲労体質を招いたりします。
血液は細胞に酸素と栄養を与える機能があるため、常にサラサラにしておく必要があります。血液がドロドロになると脳への酸素運搬がスムーズにいかなくなり、集中力を低下させるので注意しましょう。
なんとなく頭がすっきりしない、寝起きが悪いという人は、水分が不足しているのかもしれません。ただカフェインを含有する飲料は利尿作用を促進するため、飲みすぎには十分注意しましょう。